世界で初めてビニール傘を開発したホワイトローズでは昨今の集中豪雨に合わせ、内側から風が抜けやすく外から雨が入らない風速20mも耐えられる傘を開発。傘の老舗も異常を感じる最近の集中豪雨。これらの集中豪雨をもたらしているのが線状降水帯。熊本豪雨の被災経験者などは今年の夏は大雨が多いのかと質問。3人の天気のプロが解説。今年の夏は大雨が多いのかという質問に対し、石原良純は多い、木原実はある意味多い、片岡信和はやはり多いと回答。片岡信和はその理由について、ラニーニャ現象が普通になってきたと説明。この夏も大雨は多いのか。その答えの鍵は海にあった。気象庁が誇る最新海洋気象観測船・凌風丸の船内に入ることができた。凌風丸は集中豪雨の予測に役立つ観測を行っている船で年間220日北西大西洋を中心に観測を行っている。操舵室には最新の電子海図があり、風向きなどがデジタル表示されている。観測は交代制で24時間フル稼働。線状降水帯の発生源の予測に重要なのが海の水蒸気であり、海上の水蒸気量の観測が重要になるという。気象庁によると極端に一度に降る大雨が増えているという。1980年頃と比較すると日降水量300mm以上の雨は約2倍程度に頻度が増加しているという。