出入国在留管理庁によると、難民認定を申請した外国人は1万3,823人で、新型コロナの水際対策の緩和などが増加されたことから、前年より1万人以上多くなった。一方、難民と認定された人は303人となり、統計を取り始めた昭和57年以降最も多く難民と認定されなかったものの、人道的配慮を理由に在留を認められた人は1,005人であった。また去年12月から始まった紛争から逃れてきた人などを難民に準じて保護の対象とする「補完的保護対象者」に認定された人は先月末時点で647人だった。小泉法相は「目の前にいる保護すべき人たちを安定的に保護できるよう努力したい」などと話した。