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「出入国在留管理庁」 のテレビ露出情報

日本で生まれ日本で育ったタイ国籍のジュリアナさん。2024年春、保育士を目指して専門学校に進んだ。この3か月前に在留資格を得ていた。期間が1年単位の留学ビザ。つまり法律上は留学生。外国人が日本で暮らすためには在留資格が必要。活動制限がない居住資格、留学や就職など特定の活動に限定された活動資格がある。父親は日系三世でブラジル国籍。就労ビザを得て工場で働いていた。一方タイ国籍の母親は非正規に入国し不法滞在の状態だった。母親は不法滞在のままジュリアナさんと弟を出産。外国人が日本で子供を出産し在留資格を得る場合、30日以内に入管に届け出る必要がある。しかし母親はこの手続きをしなかった。親子を支援している行政書士の竹内さん。母親でなくても子供は在留資格を貰えたという話をしたが、母親は入管に行くと不法滞在がわかって返されてしまうなどと躊躇しそのままにしてしまったという。その後、子供の在留資格を取得するため入管に出頭。不法滞在が露見し退去強制の対象になった。入管の施設に収容されることになるが、子供の養育を理由に仮放免となり施設の外で暮らすことができた。一家4人の暮らしは守られたが、子どもたちも仮放免の状態だった。仮放免では自宅で暮らすことはできるが、働くことは禁止され社会保障も受けられない。都道府県をまたぐ移動も制限されている。ジュリアナさんは、在留資格がないと行けない高校があると知ったという。強く感じたのは高校入ってからで、アルバイトは出来ず保険証もなくまわりと違うと感じたという。
日本で生まれ育ちながら在留資格がない外国籍の子供は全国に約201人。NPO法人APFSは、そうした子どもたちを支えている。代表の吉田さんは学校との仲介や相談、手続きに同行するなど支援を続けてきた。子供会議を開催したときに寄せられた悩みや不安。吉田さんは「子どもたちは声には出さないが色々考えてるのがわかる。ただ言う機会がないのもストレスになってると感じた」などと話した。在留資格がなかったフィリピン国籍の男性。母親が不法滞在で親子ともに仮放免の状態が続いた。子供の頃からサッカーに明け暮れる毎日を過ごし、高校卒業後はスポーツの専門学校へ進学。高い壁が立ちはだかったのは就職活動の時だった。色々な企業やチームからオファーをもらうなかでビザがなく全てけるかたちになってしまった。その後母親は退去強制になり、仕事ができない状況でひとりだったので「どうすればいいんだろう」というのがあったという。在留資格を得て希望していた会社に就職。今はサッカー選手の育成に携わっている。男性は「親が帰るからその代わりに在留資格あげるよと言われても完全に納得はしていない」などと話した。APFSのこども会議では、悩みや不安だけでなく現状を変えるためにどうすればいいか意見を出し合った。在留資格を求める署名活動もその1つ。
ジュリアナさんが高校2年の時、父親が脳腫瘍のため他界。仮放免の母親は働くことができず一家の収入は無くなった。アパートの契約もできない中、児童養護施設に入ることを勧められた、その場合子供の養育を条件に仮放免になっている母親は退去強制になる恐れがあった。父親の親戚や社会福祉協議会、地域の人達の支援で親子3人の暮らしを続けることができた。このころ、保育士になる夢を抱くようになる。自分と同じような思いをしている子供、周りに馴染めない子どもを支えたいと思ったから。高校3年の秋にはあるYouTubeチャンネルに出演し、在留資格のない現状を伝え学費の支援を募った。動画を視聴した多くの人から寄付とともに応援の声が届く。一方で批判的な言葉を目にすることにもなった。理不尽な現実の中で心が折れそうになっても子どもたちは戦うことを諦めていない。
2023年8月、政府は法務大臣の裁量で在留特別許可を与えると発表。12月にはジュリアナさんと弟に在留特別許可が出された。資格は留学で、更新はできるが期間は1年。18歳にしてようやく手にした在留資格。ジュリアナさんは、途中でなくなるのではと不安になるなどと話した。親子を支えている行政書士の竹内さん。時折母親と弟を訪ねている。母親は子どもたちに「いままであなたたちにビザがないのはママのせいだからごめんなさい」と言ったことがあるなどと話した。竹内さんは「色んな理不尽な目にあったと思う。それはお母さんには言いにくいこと。言わないで我慢して心に傷を負っていると思うけれどこうやってたくましく生活してきてくれた」などと話した。入学から3か月、保育実習が始まった。本格的な実習の準備を兼ねて1日保育の現場を体験。

他にもこんな番組で紹介されています…

2025年5月20日放送 4:15 - 5:00 NHK総合
国際報道SPOT LIGHT INTERNATIONAL
増加する中国から日本への移住について。日本で暮らす中国人はコロナ禍で減少したものの、その後も増加を続け、去年は87万人を超えた。日本に住む中国人が増え続ける背景には「経営・管理」という在留資格がある。これを取得する条件は日本で新たに事業を起こすことを前提に事務所を確保し、500万円以上の資本金を準備することまたは2人以上の従業員を雇うこと。配偶者と子供を連れ[…続きを読む]

2025年5月12日放送 19:30 - 19:57 NHK総合
クローズアップ現代#5004 増える中国人の“日本移住” なぜ日本が選ばれる?
日本で暮らす中国人は、コロナ禍でいったんは減少したものの増加を続け、去年は過去最多の87万人を超えた。3年前に中国から移り住んだ王さん。2人の子どもに日本の教育を受けさせたいと移住を決めた。子どもたちは日本の学校に通い、 言葉に不自由することもなくなった。かつては中国の大手銀行の管理職だった王さん。取得したビザは日本政府が発給する「経営・管理」というカテゴリ[…続きを読む]

2025年5月4日放送 12:00 - 12:55 テレビ朝日
ビートたけしのTVタックル(ビートたけしのTVタックル)
昭和30年代、新婚旅行に行く夫婦を見守る駅のホームでは胴上げや応援団など何でもありだった。昭和39年には日本人の海外渡航が自由化された。自由化当初は費用が高額だったものの、昭和45年からジャンボ機が導入され旅行代金が大幅に値下げされると海外旅行ブームが到来した。ただ日本人海外旅行客のマナーの悪さが問題となった。

2025年4月29日放送 8:00 - 9:55 テレビ朝日
羽鳥慎一モーニングショーニュースをわかりやすく 羽鳥パネル
教育のために日本に移住する中国人が多いという。日本に移住したい人の多くは経営・管理ビザを得て来日している。経営・管理ビザとは外国人が日本で事業経営または管理に従事する場合に取得する在留資格。取得条件は事業所が日本にある、資本金が500万円以上など。在留期間は3か月~5年。在留中国人の経営・管理ビザの保有者数は2024年6月で2万551人。経営・管理ビザは学歴[…続きを読む]

2025年4月11日放送 13:55 - 15:50 日本テレビ
情報ライブ ミヤネ屋(ニュース)
映画「35年目のラブレター」は読み書きができないまま大人になった男性が妻へ感謝のラブレターを書くために夜間中学校で学び直す姿が描かれている。映画のモデルとなったのは西畑保さんで、夜間中学で学び直すと話したときに妻が喜んでくれたことが忘れられないという。岡山後楽館中学校も岡山県内初の公立夜間中学校として80代の学生も所属しているが、学び直しを決意した女性は人よ[…続きを読む]

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