前線の影響で九州南部では激しい雨が降っている。午前11時までの1時間には鹿児島県出水市で44ミリ、指宿市で35ミリの激しい雨が降った。九州ではあすにかけ、局地的に雷を伴い激しい雨のおそれがあるという。特に奄美地方を除く鹿児島県と宮崎県では今夜からあすの午前中にかけて線状降水帯が発生して雨量が増え、災害の危険度が急激に高まる可能性がある。あす昼までに降る雨の量は多いところで300ミリと予想されている。土砂災害や低い土地の浸水、川の増水に警戒が必要と呼びかけた。一方、気象庁はきょう沖縄地方が梅雨明けしたとられると発表した。去年に比べて5日、平年に比べて1日早くなっている。熱中症に警戒が必要と呼びかけた。