鉄道やバスなどの運転の担い手不足は各地で申告となっているが、企業や業界の枠を超えて地域交通を守ろうとする現場を取材した。熊本と鹿児島を結ぶ鉄道では、人手不足で従来本数の約3割が運休となっているが、学生の利用は多い。こうした中、熊本県の別の鉄道会社から助っ人運転士が2人所属することになった。2人が所属する鉄道では豪雨により、一部区間が再開できず。協定を結んで出向してもらった。兵庫のバス会社は自治体とともに担い手を増やすプロジェクトを行い、野球チームと連携し、選手などが全員本業を持ちながら活動している。