ロシアによるウクライナ侵攻から明日24日で2年半になる。これまで番組でも2回、伝えてきたウクライナ避難民の女性の今を取材。熊本・熊本市・竜之介動物病院。犬の世話をしているのはウクライナから避難してきている24歳女性の夢は「動物の看護師」。2022年2月24日ロシアによるウクライナ侵攻が始まった。女性の故郷はウクライナ東部・ハルキウ。様々な人、動物も戦争に巻き込まれる様子を目の当たりにした。女性は家族のもとを離れ、ポーランドへ。そこから日本人の支援もあり、その年の4月に日本へと避難。最初は群馬県で避難生活を送っていた。その後、動物の仕事をしたいという思いを知った熊本市にある動物病院の院長が受け入れを申し出た。女性は去年6月から熊本市で1人暮らしを始め、動物病院で働きながら日本語の勉強を続けている。
ウクライナ避難民の女性は日本に避難してきて約2年の間家族について口を閉ざしていた。今年2月初めて家族の写真を見せてくれた。女性は「ハルキウはロシアと近く。危ない。心配」と語った。家族が暮らすウクライナ・ハルキウでの戦闘は激しさを増し、親戚にも危険が及んだという。
故郷が破壊され、心が傷付く中でもウクライナ避難民の女性は動物看護師になるという夢に向かっていた。今の目標は資格習得のための専門学校に入学すること。入学試験に合格する必要があるのだがそこには大きな壁が、女性を支えてくれる新たな支援者たちが集まっていた。漢字の読み書きや専門用語などを動物病院に併設されている専門学校の学生が教えてくれることになった。同じ目標を持つ学生からの支援について、女性は「感謝する」と語った。竜之介動物病院看護師長であり、専門学校講師・白石史絵さんは「雰囲気に慣れてほしかった。学校に入る準備として」と語った。
ウクライナ避難民の女性は日本に避難してきて約2年の間家族について口を閉ざしていた。今年2月初めて家族の写真を見せてくれた。女性は「ハルキウはロシアと近く。危ない。心配」と語った。家族が暮らすウクライナ・ハルキウでの戦闘は激しさを増し、親戚にも危険が及んだという。
故郷が破壊され、心が傷付く中でもウクライナ避難民の女性は動物看護師になるという夢に向かっていた。今の目標は資格習得のための専門学校に入学すること。入学試験に合格する必要があるのだがそこには大きな壁が、女性を支えてくれる新たな支援者たちが集まっていた。漢字の読み書きや専門用語などを動物病院に併設されている専門学校の学生が教えてくれることになった。同じ目標を持つ学生からの支援について、女性は「感謝する」と語った。竜之介動物病院看護師長であり、専門学校講師・白石史絵さんは「雰囲気に慣れてほしかった。学校に入る準備として」と語った。