細身で濃いメイクのいくよさんと、ふくよかで派手なメイクのくるよさんの掛け合いで親しまれた今いくよ・くるよの追悼公演が行われている。女性漫才師のパイオニアとして切り開いた道を後輩たちに伝える方法を考えてきたが、いくよさんの意志を引き継ぎ女性芸人だけの舞台をプロデュースしてきたくるよさん。男性社会で苦労しながらスターに駆け上がった2人について、なるみは太陽のような存在だったと振り返った。鈴木さんは80~90年代は女性が芸能界に入るにはアイドルや女優しかなかったが、女性がコンプレックスを笑いに変える先駆者ではないかと振り返った。