体操日本代表は予選で中国に2.434差で2位通過となり、決勝ではエースの橋本大輝選手がケガの影響で不調が目立った予選とは変わって安定感のある演技を見せるなど終始日本が有利に進めていった。一方あん馬では橋本選手が落下するなど日本代表のミスもあり、途中中国との差が3.267差と大幅に離されてしまった。しかし最終種目の鉄棒で日本代表が高難易度の技を次々と成功させ、中国のミスもあって日本が2大会ぶりの金メダルを獲得した。今回の大逆転についてリオ五輪団体・金の山室光史氏は「失敗しなかったもん勝ち」と話す。日本が踏ん張ったポイント1・萱の踏ん張り。山室によると、角度が高くなってつまる、修正幅の広さで踏ん張りまくっていた。足が浮くことでバランスが悪くなり落ちてしまう可能性もあった。ポイント2・確実に決めにいった橋本。大技を1つ飛ばし、完成度の高い演技に変更したという。鉄棒の橋本大輝の演技映像。また山室によると、予選と比べて気迫が違ったという。