FNNがこの週末に実施した世論調査(9月14日・15日)で、自民党総裁選に関し、最も総裁にふさわしい人を聞いたところ、石破元幹事長がトップで26%だった。ポスト岸田争いとなる、自民党総裁選の投開票を27日に控え、最も総裁にふさわしい人については「石破元幹事長」がトップで25.6%、「小泉元環境相」は2番目の21.9%、「高市経済安保相」が12.5%と続いた。総裁選での党員投票を念頭に、自民党を支持すると答えた人に聞いたところ、トップは小泉氏で29.4%、続いて石破氏が24.1%、高市氏は16.3%。総裁にふさわしい理由について石破氏は「経験・安定感」39.6%、小泉氏は「人柄」44.6%、高市氏は「政策期待」43.3%。また、総裁選の討論で焦点になっている選択的夫婦別姓の導入については「賛成」が38.9%、「旧姓の通称使用を広げる法整備がよい」と答えた人が46.5%で最も多くなった。いわゆる“裏金議員”を自民党が次の衆院選で公認するかどうかについては「説明責任を果たせば公認」が39.9%、「公認すべきではない」が最も多く51.6%。次の衆議院選挙後の政権のあり方については「自民・公明中心」の政権継続を望む意見が47.9%だった。一方、立憲民主党の次の代表に最もふさわしい人については「野田元首相」が30.8%で最も高く、「枝野前代表」が15.3%、現職の「泉代表」は7.3%。