新駐日アメリカ大使であるジョージ・グラス氏が今朝、着任後初めて石破総理を表敬訪問。アメリカで行われるG20財務相・中央銀行総裁会議などへ出席する加藤財務大臣は関税措置には各国が懸念を持っているとして、日本の考え方も述べていきたいなどとした。一方、赤沢大臣が担当する関税交渉については今月内にも次の協議が行われる見通し。アメリカ側が定めた7月9日までの期限に交渉がまとまらず、24%の関税にかけられた場合に懸念されるのは農水産品への影響。今日、全国知事会を代表して岩手県・達磨知事が江藤農水相に日本経済への影響緩和に向けた対応を提案。こうした中でアメリカとの交渉カードに浮上しているのがコメの輸入拡大案だった。