旅行代金が最大で半額助成される北陸応援割。対象は北陸4県で、既に富山・福井・新潟が先行し、今日から石川県の予約が開始した。早速金沢市内のホテルは「今もずっと電話が鳴り止まない状況が続いている」などと話した。同じく金沢市の旅行会社「ヴァケーション」も旅館の奪い合いである。一方、東京の旅行会社は販売の準備が整っていないという。キャンペーンは今日から予約開始だが、昨日県から助成金が割り当てられたばかりで貞広社長は「各県から予算枠を頂かないと価格設定や商品設計ができないので、最速で日曜に発売開始」などと話した。旅行会社がツアーを作って新聞広告に載せるには時間がかかり、ツアーの内容も昨日決定したばかりである。裏を返せばまだ予約のチャンスは有るということである。読売旅行では先行販売した新潟・富山の旅行は即完売し、石川県にも期待が高まっている。都内には先日、石川県のアンテナショップがリニューアルオープンしたばかりで、おつまみと日本酒がセットになった商品で旅行気分を楽しむことができる。東京からも支援はできるが、実際に行くのも大事で読売旅行が計画しているツアーは2泊3日で加賀温泉に泊まり、金沢や富山などの観光名所を巡る内容である。通常7万9900円の所、応援割で3万円引かれ1人あたり5万円を切る価格になっている。一方、受け入れる加賀市の「みやびの宿」では2次避難者の受け入れをするのと同時に観光客を誘致を両立することになる。吉田社長は「1月2月のキャンセルを賄えるわけではないが、電話が鳴り止まない状況に来られたのは嬉しい」などと話した。本格始動した北陸応援割を最大限活用する方法を旅行のスペシャリストに教えてもらった。
住所: 石川県加賀市