北朝鮮のメディアはキムジョンウン総書記が核物質の生産基地と核兵器研究所を視察したと伝えた。金総書記は国防5か年計画が今年で最後の年となることに言及し、兵器級核物質の生産計画を遂行し、核の盾を強化する画期的な成果を成し遂げなければならないと強調した。その上で、世界的に最も不安定で悪質な敵対国との長期的な対決が避けられない安全環境は、国家の主権と利益を確実に担保できる核の盾の強化が不可欠だと主張した。金総書記の視察が伝えられるのは去年9月以来で、トランプ政権が発足したアメリカに対し、核開発を進める姿勢を改めて示した形だ。