順天堂大学大学院南野教授は抗老化を30年以上研究している。老化細胞がたまると慢性炎症がおき動脈硬化などを引き起こす。南野教授は8月老化細胞を除去する新臨床研究を開始。使用するのは糖尿病治療薬「SGLT2阻害薬」。南野教授は糖を排出する仕組みに注目している。すでに動物実験を行い内臓脂肪の老化細胞が減り糖尿病・動脈硬化などの改善がみられる。糖が排出されると空腹状態でエネルギー不足になり免疫細胞によって老化細胞が除去される。糖尿病の治療薬で糖を排出することで加齢に伴う心不全や認知症などを改善する可能性がある。8月ヒトでの臨床研究を開始。対象者は65歳以上の糖尿病などの患者50人で、25人にSGLT2阻害薬を投与し残る25人は既存治療のみ。期間は1年間で治療後に効果を検証。
