東京の空の玄関口、羽田空港。今回、空の安全を守る「バードパトロール隊」の取材が特別に許された。1日約1300回の発着がある空港内で野鳥を追い払う。飛行機と鳥の衝突「バードストライク」が起きれば大事故につながる恐れもあるため、パトロールは24時間体制。銃を扱うため、保安上の理由などから顔を出さない条件で取材に応じてくれた。韓国・務安空港で179人が死亡した事故では着陸直前、鳥との衝突でエンジンに異常が起きたとみられている。日本国内でも年間約1500件のバードストライクが発生。取材中には緊迫の場面もあった。空の安全を守る最前線に密着。