東京・中央区勝どきのタワーマンションでも外部に駐車場を貸し出しているところがある。取材に応じた女性は10年前から夫婦で高層階に居住。このマンションでは全体的に空きは少ないものの、車高の低いタワー駐車場に空きがあったことからサブリースを導入。マンション居住者は電子キーを持っていてセキュリティーが厳しいため、外部の人との接触は低い。一方、外国人の白タクのような車がたくさん止まっているという不安の声も聞かれた。前回紹介した使わない機械式駐車場にトランクルームを導入した兵庫・西宮市のマンションには、神戸市のマンションの管理組合がトランクルームを視察に来ていた。神戸市のマンションでは居住者の高齢化に合わせて駐車場の利用が激減し、地下の平置き駐車場290台のうち100台以上がガラ空き状態だった。空きスペースの活用について合意形成のためにアンケートを取ったところ、サブリースについては懸念の声が多く支持されなかった。一方で、住民の利便性が増すとして空きスペースを活用するカーシェアが最も人気だったが、住民のみのカーシェアを見つけられず断念。2番目に人気だったトランクルームを導入することに。トランクルームは建築基準法に抵触しないよう車輪をつけて軽車両扱いにしている。前回の取材に対し、国交省は機械式へのトランクルーム設置は「事故の危険性が高く慎重な検討が必要」と回答。平置きへの設置について聞いてみると「随時・任意に移動できないと判断される場合は建築物にあたる」として、条件によって車両とみなされない可能性があることを指摘した。
