あさって初日を迎える大相撲初場所。2人が綱取りに挑む注目の今場所。初日と2日目の取組が決まった。平成の怪物と呼ばれた元大関武双山・藤島親方に、今場所の見どころを語ってもらった。先場所、14勝1敗の好成績で初優勝を果たした大関・琴櫻。藤島親方は「綱取りに向けて、攻める相撲を貫けるかがポイントになる」という。もう1人、成績しだいでは横綱昇進の可能性がある、大関・豊昇龍については「絶好調ではないか」と述べた。先場所は、自己最多の13勝。今場所前の稽古でも充実ぶりを見せている。北の富士、玉の海以来、55年ぶりの横綱同時昇進はあるのか。藤島親方は、2人の壁になる存在として、3場所ぶりに出場する横綱・照ノ富士に期待を寄せている。注目の初日は琴櫻が前頭筆頭・隆の勝、豊昇龍が大関経験者の霧島、照ノ富士は、小結に返り咲いた若隆景と対戦。