きのう不倫を認め謝罪した広瀬めぐみ参議院議員だが、去年も別の騒動を起こしていた。去年7月、自民党女性局が女性の活躍や子育て支援などの視察でパリに赴いた。しかし松川るい参議院議員がエッフェル塔の前でポーズをとりSNSに投稿し「まるで観光旅行」と批判が相次いだ。この研修に広瀬めぐみ議員も参加しており、エッフェル塔前で今井絵理子参院議員と写真を撮ったり、ルーブル美術館の前でぴーすしたりしていた。また、食事の写真も投稿し、これらが「不適切」とされ問題となっていた。その後、松川議員は研修に参加した女性局のメンバーが批判されたことについて責任を取り女性局長を辞任。自身のブログで「研修報告書については9月上旬にすでに党本部に提出済みです」とした。広瀬議員は去年8月に自身のSNSで「フランス研修について皆さまに心配をかけた」と謝罪するも、報告書については触れられていない。報告書はどうなったのか自民党女性局に取材したところ、「報告書は取りまとめ女性局の内部資料ということでメンバーには共有している」とのこと。「公表する必要は?」と問うと「内部資料なのでそういう扱いになっております」という回答だった。また、報告書を提出した人物についても公表しないという。今回報じられた広瀬議員は不倫はこの研修旅行から3か月後のことだった。自民党の中堅議員は「緊張感がなさすぎる。不倫なんて世の中あふれるほどあるけど、国民の負託を受けている立場の公人。党全体が緩んでいるとみられても致し方ない」とコメント。一方、自民党のベテラン議員は「そんな騒ぐようなことじゃない。議員辞職なんてする必要ないよ。あの程度で辞めていたら男性議員なんてほとんどいなくなる」と話す。杉村さんは「報告書まとめているって言ってるけど、内部資料だから出さないっていうのはおかしい。それから参議院って6年間選挙無いでしょ?6年間選挙がなくて数千万円の報酬を約束されていて、国会会期中は逮捕もされない。日本は僕が知る限り最も守られている職が参議院議員。そんな中でこういうことがあると、今のままでいいのか?と思う。二百何十人も要るのかな?って思う」などとコメントした。