五輪2大会連続メダル獲得したフィギュアスケートの宇野昌磨選手が昨日現役引退を発表。なぜこのタイミングで引退を発表したのか、宇野選手の元コーチに話を聞いた。昨日、自身のSNSで突然引退を発表した宇野昌磨選手。オリンピック2大会で3つのメダルを獲得、日本男子で初めて世界選手権を連覇するなどこれまで輝かしい功績を残してきた。スケートとの出会いは5歳の頃。8歳の頃に掲げた目標は「オリンピックに出て金メダルをとりたい」。当時の課題はジャンプで克服するため猛練習、2016年4月世界初 4回転フリップを成功させギネス世界記録に認定された。2018年 20歳で念願のオリンピックに初出場。その後も磨いてきたジャンプを次々と成功させ銀メダルを獲得。北京五輪でも銅メダルを獲得、その翌年には日本男子初となる世界選手権連覇するなど第一線で結果を出し続けてきた。突然の引退発表について、宇野選手を5歳から21歳まで指導していた元コーチ・樋口美穂子さんは「そっかって決めたんだなという感じでした。練習からすべてをかけてやっている子なんで限界を自分で感じたのかなって」などと話した。また羽生結弦さんが「ゆづくんとして昌磨と世界で競技してこれたことが、本当に幸運なことで楽しかったです。本当にありがとうございます。これからもまた楽しみがたくさんありますように」とコメントを発表した。宇野選手は来週14日に引退会見を開き今後について話す。