今週は開幕までちょうど1年となった、冬のオリンピックについて伝える。アイスホッケー女子日本代表のスマイルジャパン。4大会連続のオリンピックを目指して、きょうから北海道苫小牧市で、最終予選に臨んでいる。キャプテンの小池詩織選手は、一体感をテーマに、チーム作りを進めてきた。最終予選を前に、記者会見したキャプテンの小池選手はオリンピックへの決意を話した。日本代表は、前回の北京大会後、チームを支えてきた主力が抜けて一気に世代交代が進んだ。10代から30代まで、幅広い世代がいるチームをまとめられるかが、小池選手の課題だった。たどりついたのは、選手一人一人を巻き込むチーム作りだった。試みの1つが、企業などでも使われている性格診断。選手の長所を把握して、適材適所で貢献してもらおうと考えた。さらに意識したのは、プレー以外でのコミュニケーションを増やすこと。若手選手のアイデアからチームのルーティーンも生まれた。新しいスマイルジャパンは一体感で最終予選突破を目指す。