習近平国家主席に関する解説。サッカーが大好きだという習近平国家主席は2011年に「ワールドカップの出場・開催・優勝は私の夢だ」と発言している。2015年にはサッカー強化策として国家プロジェクトになっている。近藤氏は「16チームあるスーパーリーグも全部が不動産会社になるなど2010年代はバブルになっていた」等と話した。宮根アナが杉山さんに「W杯をやるとなるとFIFAは人権問題が中国の壁になる」と杉山さんは「テニスでもWTAが中国が抱えている問題を解決しないといけない。中国はWTAに多額の投資をしているが、人権問題を解決しないと入れられない」等と話した。安田氏は「経済の世界でも民間企業の元気がなくなり、公的な企業の存在感が増していきイノベーションが生まれなくなる」等と話した。恒大集団が清算や倒産などがあれば世界中の経済が大変なことになり、かつて日本で起きたバブル崩壊の状態になりうるとのこと。また2022年に内モンゴル大学法学部に「規律検査監察学科」を開設し、反腐敗闘争の司令塔となる人材を育成するのが目的だという。若者の間で失業率が上がっているので入学希望者が殺到していて、全国37の大学で「同様の学科」を開設するとのこと。近藤氏は「失業率が2割以上出ているので、大学の数を減らそうとしているので生き残りをかけた勝負である」等と話した。更に香港では2020年に国家の分裂や転覆を図る行為を取り締まる「香港国家安全維持法」を施行し、これを補完するため今年中の制定を目指しているという。強化内容として「外国勢力と結託して香港の統治に干渉すること」や「スパイ活動」を行うことなどを禁止するという。習近平政権の間に台湾も含めてどういう動きをするかが注目される。