メスのシュナウザー・ジュワンジュワンは飼い主に抱っこされるのが好き。この犬は5年前に死んだペットのクローン。5年前に死んだ犬はドウドウ、比べてみるとそっくり。クローン犬の作成費用は600万円。クローンペットを飼う王さんは「元のペットが死んだ時クローンの子がいたからすぐに立ち直ることもできた」。クローンペット会社のシノジーン社・研究員は「一つの試験官に数百万個の細胞が入っている」。死んだペットに「再会」できるとして2018年からクローンペットビジネスを展開。これまでに約600匹のクローンを作成。クローンの作り方。元の犬の皮膚細胞などから核を取り出し、卵子に移植。代理母になる子宮に戻す。かつては成功率が低いのが課題だったが、今では成功率40%近く。代理母となる犬への負担や生命倫理の問題は?シノジーン・米継東CEOは「反対意見を含め色々な意見がある。クローン技術がペットを飼っている多くの人に恩恵をもたらしているのは事実」。クローン技術を絶滅のおそれがある野生動物の保護に役立てようという研究も進んでいる。ホッキョクオオカミのクローンを犬の代理母から誕生させることに成功。中国では人間のクローンをつくることを禁止されているが、将来的には恐竜のクローンを誕生させることも夢ではないと研究員は話す。研究員は「技術的には可能」と話した。