中国・北京を訪問している自民党・森山幹事長は中国共産党No.2の李強首相との会談で、石破総理が模索する早期の中国訪問について歓迎する旨が伝えられたと明らかにした。会談で森山氏は東京電力福島第一原発の処理水放出後、中国側が続けている日本産水産物の輸入停止措置の撤廃や、在留邦人の安全確保などを求めた。また習近平国家主席宛の石破総理の親書を手渡したという。会談後森山氏は石破総理が模索する早期の中国訪問について李強首相から「都合の良いときに訪れていただきたい」と歓迎する旨の発言があったことを明らかにした。森山氏は今回の中国訪問で、与党交流協議会としてはこれまでで最も多い5人の要人たちと対話を重ねたことを踏まえ、「人の交流や経済交流を行っていくことの重要性を確認することができた」と振り返った。