アメリカと中国、双方が追加関税115%引き下げで歩み寄りをすることとなった。中国の対話に応じるのはアメリカの方だという主張どおりに自体は推移している。中国の市場関係者はアメリカは中国経済の復元力の強さをみて早々に妥協することを選んだ、譲歩が意外と早くかつ大きかった、中国の寄り切り勝ちだという声が聞かれた。中国の4月消費者物価指数は前年比0.1%マイナスで3カ月連続マイナスとなっていて、景気減速への懸念が高まっている。中国側は90日間の猶予を得たが、関税合戦が再燃すれば目標経済成長率に赤信号が灯る。中国側はアメリカに弱みを見せることはできず、強気の姿勢を貫くとみられる。