札幌市北区にある老犬介護施設。17歳のサスケ、去年から寝たきりになり、昼夜問わず泣き続ける状態が続いている。自宅で見ていた飼い主が介護で眠れなくなり、1週間前から預けられている。16歳のココ、高齢の飼い主がケガをしたことがきっかけ。施設の経営者は宮西さん。3名の従業員とともに365日多いときには10匹の介護をしている。開業したのは10年前、以来1000匹以上受け入れ、その半数を看取ってきた。犬の体調が悪化したときには飼い主に連絡し、薬をもらいに駆けつけることも珍しくない。ここ数年増えている相談が現役世代からの相談。その多くが想定外の生活の変化から介護を続けることが難しくなったということ。この日、施設を訪ねてきたのは1年前から預けている小原さん。2年ほど前から愛犬が前庭疾患を起こすようになった。小原さんは仕事の帰りも遅く、施設に預けることになった。施設と相談し、仕事の手が空いた時には自宅で介護するなど愛犬との向き合い方を模索している。平均寿命は14.8歳、40年余前から約2倍寿命が伸びている。専門家は想定外に備えておくことが大切としている。
