時間外労働の規制強化に伴うドライバー不足など2024年問題が懸念される中、岡山市の両備グループが新たに社員満足度の工場を掲げ、働き方の見直しに取り組む方針を固めた。バスに乗務する社員で早朝や深夜などの勤務を希望しないワークライフバランス型正社員を今年3月から一部の営業所で募集する。また、バスの2種免許に加えて路面電車の免許を取得する二刀流支援制度や、バスからトラックのドライバーなど希望に応じて異動出来るFA制度を導入する。両備グループでは宇宙一本気な乗務社員採用と名付け200人の採用を目指しており、去年の9月以降126人を採用した。