- 出演者
- 小松宏司 秋鹿真人 高橋秀和 岩野吉樹 一柳亜矢子 北向敏幸 中村信博 坂下恵理 後藤佑太郎 齋藤湧希 塩崎実央 河畑達子 中山真羽
カビが大量発生し、校舎の使用を取りやめていた根室高校は清掃や消毒の作業などを終え、きょう、21日ぶりに校舎での授業を再開した。根室高校では夏休み中の先月中旬に校舎内にカビが大量に発生し、一部の生徒が体調不良を訴えたことから先月28日以降、校舎の使用を取りやめ、市の施設で授業を行うなどの対応をとっていた。専門業者による清掃や消毒といったカビの除去作業が終わり、安全が確保できたとしている。
クマによる人的被害が相次いだことを受けて閉鎖されていた青森県の八甲田山系の登山道で、この週末、閉鎖の一部が解除された。八甲田山系の酸ヶ湯温泉付近を中心とするエリアではことし6月、女性がクマに襲われて死亡するなど人的被害が相次いだことから登山道が閉鎖されていたが、これまで県や青森市などが安全確認を進め、県は、登山道の閉鎖を今月中に2段階に分けて解除すると発表していた。その第1段階として、毛無岱や田茂范岳などを結ぶ登山道の閉鎖を解除しようと、週末の14日、酸ヶ湯温泉近くの登山口を県の職員や業者が訪れた。
五所川原市と中泊町を結ぶ津軽鉄道で、秋の訪れを告げる「鈴虫列車」の運行が始まっている。津軽鉄道は、鈴虫の鳴き声で乗客に津軽地方の秋の訪れを感じてもらおうと、昭和61年から毎年この時期に「鈴虫列車」を運行している。ことしも津軽鉄道の職員たちが育てたおよそ400匹の鈴虫のうち、8匹ずつ入れた虫かごが、それぞれの車両の運転席の後ろや後方にある本棚に設置された。
鋭い歯やどう猛な見た目から海のギャングとして知られるウツボは、詳しい生態が分かっていないがことし7月、NHKの潜水班が南さつま市沖でウツボの産卵の撮影に成功した。専門家は、ウツボの求愛から産卵までを一連で捉えた映像は世界的に極めて珍しいとして、「生き物の系統や進化を考えるうえで非常に貴重な映像だ」と話している。
WEB特集「ワーホリで月収65万円超!? いったい何が?」を紹介。去年8月からオーストラリア・シドニーに滞在していた男性。オーストラリア政府が日本人に対して発給したワーキングホリデーのビザはコロナ禍で一時期、落ち込んだが、去年6月までの1年間に1万7000人を突破、2年連続で過去最多を更新。仕事が見つからない若者も少なくない。メルボルン大学・大石奈々准教授は「“稼げる”職業はごく一部で、最低賃金以下で働いている若者も少なくない」と指摘。
災害現場などで人命救助にあたる消防のレスキュー隊員の養成訓練に、岡山県内で初めて女性の消防士が参加することになり、きょう入校式が行われた。岡山県消防学校の「救助科」に入校したのは、倉敷市消防局に所属する消防士の三村亜美さん。レスキュー隊員を養成する「救助科」の訓練は、体力的に厳しいことなどから岡山県ではこれまでに女性の参加はなく、今回初めて三村さんが候補者として選抜されたという。これからおよそ1か月、実戦的な人命救助の技術や、専門的な資機材の取り扱いなどを学ぶという。
生活が苦しい家庭を支援する「フードドライブ」の活動に取り組んでいる吉備国際大学の大学生が、岡山市内のスーパーで買い物客に余った食料品の提供を呼びかけた。この大学では9年前から、食料品を子どものいる生活困窮世帯に無償で提供する「フードドライブ」の活動に取り組んでいて、昨年度は1年間で17トンの食料品が寄せられたという。県内8か所のスーパーに食料品の回収箱を常設で設置しているほか、きょうから期間限定で2か所に増設したということで、集まった食料品は、自治体と連携しておよそ130世帯に贈られる予定だという。
旬を迎えた岡山県特産のぶどうを販売する催しが、総社市で開かれていて、多くの買い物客でにぎわっている。総社市の観光農園「農マル園芸・吉備路農園」では、露地栽培のぶどうの出荷がピークを迎えるこの時期に毎年「おかやまぶどう祭り」を開いていて、ことしは7日から始まった。売り場には岡山県が全国1位の生産量を誇る大粒の種なしぶどう「ニューピオーネ」や、皮ごと食べられる「シャインマスカット」など、県内の産地で収穫されたおよそ20品種のぶどうが並べられている。中には、粒が細長く糖度の高い「ゴールドフィンガー」といった、県外ではほとんど見られない珍しい品種もあり、開店と同時に多くの客が訪れ、旬のぶどうを買い求めていた。
4年前の豪雨で球磨川が氾濫し大きな被害を受けた熊本県の球磨村で、流失した大瀬橋の橋桁を架ける工事が始まった。令和2年7月の豪雨では、球磨川で、人吉市から八代市にかけてかかっていた10の橋が流失し、国土交通省が復旧工事を進めている。
山形県では7月25日の豪雨で新庄市の警察官2人が亡くなり、多くの住宅や田んぼに被害が出た。豪雨から1か月後、新庄まつりが開催された。山車運行を盛り上げるお囃子グループ、本合海囃子若連を取材。この地域は過去に幾度の災害を経験してきた。災害で疲弊した人々を励ますために270年前に新庄まつりは始まった。以来、人々は祭囃子に希望や活気を見出してきた。お囃子のメンバーの中で特に被害が大きかったコメ農家は秋の収穫が難しい中、祭りに参加するか前日の夜まで悩んでいた。山形ではきょう、亡くなった警察官2人の警察葬が行われる。
19年前にラムサール条約に登録された宍道湖と中海について、登録の背景や湖の魅力などを伝えるパネル展が松江市で開かれている。パネル展は島根県、鳥取県、斐伊川水系に生息する大型水鳥の環境保全に取り組む団体が開いている。会場には17枚のパネルが展示され、このうちラムサール条約に登録された理由を説明したパネルでは、2つの湖がどちらも水鳥が2万羽以上飛来することや、魚介類の重要な生息地になっていることなどの基準を満たしていることが書かれている。また、宍道湖や中海の周辺に飛来した水鳥の写真も展示されていて、水面を泳ぐハクチョウや、雪が降るなか降り立つマガンなどを楽しむことができる。このパネル展は10月3日まで松江市総合体育館で開かれている。
隠岐の島町では婚姻などの祝いごとがあるときに夜を徹して相撲の取組を行う伝統行事が江戸時代から開かれていて、「古典相撲」として親しまれている。今回は現在の隠岐の島町が合併によって誕生してからことしで20年となるのを記念して約12年ぶりに開かれ、今月14日の夕方から翌日の昼にかけて約300の取組が行われた。地元の中学生から60代までの約200人が町役場の敷地に設けられた土俵の周辺に集まり、ひと組ずつ大きな声援を受けながら取組に臨んでいた。この「古典相撲」はひと組につき取組が2回行われ、最初に勝った人は禍根を残さないよう2回目の取組では相手に勝ちを譲ることになっているという。
高齢者の特殊詐欺を防ごうと、島根県防犯連合会などは防犯機能を備えた電話機の購入費用を補助する取り組みを行っていて、利用を呼びかけている。防犯機能を備えた電話機は通話が始まる前に「この通話は録音されます」という音声を相手に流したり、ボタンを押して通話を拒否したりできる電話機。島根県防犯連合会や警察は特殊詐欺の被害を防ごうと、県内に住む65歳以上の高齢者がいる世帯を対象に、こうした防犯機能を備えた電話機を購入すると費用の半額を最大で5000円まで補助する取り組みを行っていて、利用を呼びかけている。島根県内では特殊詐欺による被害が相次いでいて、去年1年間の被害件数は71件、被害額は1億5000万円あまりに上り、被害者の52%が65歳以上の高齢者。また、被害者の約3割が自宅の固定電話での通話をきっかけに被害を受けているという。
奈良・桜井市の山あいにある笠地区では、昼と夜で寒暖差がある気候を生かし、あわせて約20ヘクタールの畑でそばが栽培されている。そばはこの時期、直径5ミリほどの白色の花を咲かせていて、訪れた人は写真を撮るなどしながら秋の訪れを感じていた。畑を管理するそば店によると、ことしは台風の被害などを免れたことから順調に育っていて、来月末ごろから実の収穫を始めるという。そばの花は今月末ごろまで楽しめる。
パリオリンピックの男子レスリングで金メダルを獲得した高松市出身の日下尚選手がきょう、高松市内の特別支援学校を訪れ生徒らと交流した。日下選手は教室に入ると「日下選手、金メダルおめでとうございます」と書かれたくす玉を割り拍手で迎えた。この講演会は日下選手の恩師・竹下敬教諭が、ことしから県立香川中部支援学校に勤務していることから開かれ、小学部から高等部の児童や生徒、約370人と交流した。
次世代の乗り物として期待される「空飛ぶクルマ」にパイロットが搭乗せずに人を乗せてフライトを行う実証飛行がきのう、小豆島で行われた。この実証飛行は「空飛ぶクルマ」の社会実装を目指す香川県が小豆島町の草壁港の埋め立て地で行った。今回、県内で初めて検査員2人が乗り込んで離陸し、50メートルの高さまで上昇するなどして約6分間、距離にして1.5キロメートルを飛行した。
仙台市出身の張本美和選手は、パリオリンピックの卓球女子団体に出場し、銀メダルを獲得した。仙台市・藤本副市長から、さまざまな分野で活躍した人の功績をたたえる「賛辞の盾」が贈られた。
「秘伝豆」は香りや味わい、大きさなどどれもすばらしいという意味を込めて名付けられた秋にとれる枝豆で、県内有数の大豆の産地・角田市では30軒以上の農家が栽培を行っている。これまでは市内のみで販売されていたが、多くの人に味わってもらおうと、きょうから初めて郵送による全国への販売が行われることになり、郵便局の関係者や生産者たちが第1便の発送を祝った。きょうは地元の園児たちによる「ずんだ体操」が披露されたあと、けさ収穫されたばかりの秘伝豆が車に積み込まれた。角田市の秘伝豆の発想は来週から本格的に始まり、今月25日まで全国の郵便局の窓口で発送の申し込みを受け付けている。
県の特産品“呉羽梨”。富山市と射水市の約250戸の農家が栽培している。9月上旬から豊水の収穫が始まる。ことしは天候に恵まれ、実が大きく豊作の年。呉羽梨の収穫は10月半ばまで続く。