ある日、障害者と認定された兄。戸惑いから現実を受け入れられない妹の心境を描いた場面。演劇「きょうだいの声」。家族の介護や世話を日常的に行う若者、ヤングケアラーが題材。こども家庭庁によると2020年度の調査で回答した中高生の17人に1人程度が世話や介護をしている家族がいるという現状がある。演劇は当事者である兄弟がそれぞれの体験を語る発表会という設定で演じられる。イベントの総合責任者の増田美佳さんはヤングケアラーのほとんどが当事者であることに気づいていないという。
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