2大会連続オリンピック出場を決めたフェンシング日本代表の江村美咲選手。父親は1988年ソウル五輪に選手として出場、2008年北京五輪メダル獲得に監督として貢献。両親の影響で8歳からフェンシングを始めた江村さん。江村選手はサーブルを専門にしていて、東京五輪に出場した際は女子サーブル個人3回戦敗退、“燃え尽き症候群”になってしまったという。競技人生ではじめて長期間の休暇をとった。休みを楽しむことで競技も楽しめるようになった江村さんは一昨年・去年と世界選手権で優勝。日本人初の世界選手権連覇。そんな江村さんの武器は“ロングアタック”。挫折を乗り越え楽しみながら磨いたロングアタックこそがメダルへの道となる。