続いては富士山である。登録の理由は信仰の対象と芸術の源泉とされており、自然遺産ではなく文化遺産となっている。登山客は20万人も訪れている。世界文化遺産に登録されたのは12年前でその際に評価されたのが信仰の対象と芸術の源泉としての価値だった。富士山の登山ガイドである太田安彦さんは文化遺産としての魅力を伝えようと活動を続けている。理由の1つである芸術の源泉は多くの芸術家たちを魅了し、作品を生み出す源になってきたということがある。富士河口湖町の御坂峠では富士山をふもとまで一望できる。そして河口湖ごしの富士山が見えるがそれは「逆さ富士」である。もう1つの世界遺産としての価値が信仰の対象であるが、太田さんはその価値を楽しめるツアーを観光業者の仲間たちと企画しようとしていた。
まず訪れたのは富士吉田にある金鳥居。かつて富士山を登ることは神聖な行為となっており、江戸時代後期に登山の玄関口に鳥居が建てられたとされている。近くには登山者を迎え入れ世話をする御師が暮らしていた。そこには富士講という富士山を信仰する人の集まりが寝泊まりする客間があった。さらに富士山を目指して見えてきたのは北口本宮冨士浅間神社。富士講の人々がお金を出し合って整備し、登山の安全を願って祈願してきた。そして登山道に入ると石碑が立っていて中には33回登山したという記録もあった。太田さんは富士山を文化遺産という目線で見ることで新しい魅力を見つけてほしいという。
まず訪れたのは富士吉田にある金鳥居。かつて富士山を登ることは神聖な行為となっており、江戸時代後期に登山の玄関口に鳥居が建てられたとされている。近くには登山者を迎え入れ世話をする御師が暮らしていた。そこには富士講という富士山を信仰する人の集まりが寝泊まりする客間があった。さらに富士山を目指して見えてきたのは北口本宮冨士浅間神社。富士講の人々がお金を出し合って整備し、登山の安全を願って祈願してきた。そして登山道に入ると石碑が立っていて中には33回登山したという記録もあった。太田さんは富士山を文化遺産という目線で見ることで新しい魅力を見つけてほしいという。
住所: 山梨県富士吉田市上吉田5558
URL: http://sengenjinja.jp/
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