やり投げ経験者の照英さんは「北口榛花選手はこれまではまっすぐ走り、まっすぐ投げていたが、チェコの選手がやっているようなひねり投げをするようになった。これにより、振り切るまでにスピンをかけることが可能になった。ちょっとひねりを入れたことによってより槍へのスピンがかかることになった。これは何万回とやって習得する技術だと思う。自分が選手のときは、やろうとしたが出来なかった。そこに行くまでに体のリズムが掴みきれず。北口選手は東京五輪から3年かけてこれを習得したことが金に繋がった。投射角は34~36度が良いと言われているが北口選手は38~40度と上に投げる。もし今大会向かい風だったらもっと記録は伸びている。その代わり風が吹いていなかったことで相手選手も距離が伸びなかった。好条件で花ではない中で勝てたのは北口選手のポテンシャルを感じる」などコメント。