共産党の志位議長はきょう記者会見し、あさってから来月10日までの日程でドイツとベルギー、フランスのヨーロッパ3か国を歴訪すると発表した。このうちドイツでは国際会議に出席し、ことし4月に党がまとめた提言を踏まえ、ロシアによるウクライナ侵攻の終結に向けて国連憲章や国際法などに基づく和平実現の重要性を訴えることにしている。NATO(北大西洋条約機構)や日米同盟などによる軍事同盟が強化されていると指摘し、軍拡に反対する姿勢を強調する考え。共産党によると議長や委員長がヨーロッパを訪れるのは35年ぶりだということで、各国で左派政党の幹部との会談も予定している。
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