駐日リトアニア大使館のジーカス特命全権大使は、東京・六本木の松屋で1日店長を務めた。今回、リトアニア料理を松屋がコラボレーションし、メニューを開発した。全国発売となったきのう、1日店長を務めることになった。そのメニューが「リトアニア風ホワイトソースハンバーグ」。マッシュルームの香りとベーコンの旨味がつまったホワイトソースが特徴。リトアニアは、人口約282万人で、農業が盛ん。南部では、約200種類のきのこが自生している。2019年、ジョージア料理のシュクメルリをメニュー化。これをジョージアのレジャバ駐日大使がSNSに投稿し、大きな話題を呼んだ。これを知ったジーカス大使は2月、SNSで、リトアニアの料理も紹介してほしいとアプローチした。松屋はこのオファーを受け、リトアニア大使館を訪ねた。そこで、ジーカス大使の妻・クリスティーナさんがリトアニア料理を振る舞い、そのときのハンバーグ料理をアレンジしたのが今回のコラボメニュー。クリスティーナさんは4度試食し、アドバイスした。重視したのは、ご飯に合う味。ジーカス大使が1日店長を務めた日、ジョージアのレジャバ大使も急きょ来店した。ジーカス大使は、リトアニアは、日本ではそこまで知られていない、食を通じて、国の知名度も上がるのではないかなどと話した。今後、松屋には、リトアニアの食材を使ってもらいたいという。
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