米国・トランプ次期大統領の言動に大きく揺れているのが、NATO(北大西洋条約機構)。ヨーロッパでは今、ロシアの脅威が増している。ロシアと国境を接するバルト三国のラトビアでロシアのドローンが見つかった。ラトビア軍によると、落下したのは、ウクライナへの攻撃にも使われる自爆型ドローンで、爆発物を搭載していたという。もし現場が市街地だったらと地域には衝撃が広がっている。
まもなくNATOの外相会合。ウクライナ支援に加え、今回、主な議題となる見通しなのが、防衛費の増額。加盟国の多くが米国に防衛を依存しているとそうNATOを批判してきた米国・トランプ次期大統領。加盟国は、ことし2024年までに防衛費をGDPの2%以上に引き上げる目標で合意しているが、達成しているのは、32か国中23か国にとどまっている。ただ、米国に頼らざるをえない加盟国もある。ラトビアは、軍の兵力が合わせて8000人ほどにすぎず、戦闘機も保有していない。カナダなどの加盟国と3000人規模の多国籍旅団を発足させているが、米国からも500人規模の部隊の派遣をローテーションで受けている。
まもなくNATOの外相会合。ウクライナ支援に加え、今回、主な議題となる見通しなのが、防衛費の増額。加盟国の多くが米国に防衛を依存しているとそうNATOを批判してきた米国・トランプ次期大統領。加盟国は、ことし2024年までに防衛費をGDPの2%以上に引き上げる目標で合意しているが、達成しているのは、32か国中23か国にとどまっている。ただ、米国に頼らざるをえない加盟国もある。ラトビアは、軍の兵力が合わせて8000人ほどにすぎず、戦闘機も保有していない。カナダなどの加盟国と3000人規模の多国籍旅団を発足させているが、米国からも500人規模の部隊の派遣をローテーションで受けている。
URL: http://www.nato.int/