今現在の戦況と停戦交渉の流れをスタジオで解説する。ロシア軍の攻撃によって破壊されたウクライナ・キーウ近郊の幼稚園の壁にバンクシーの絵が描かれた。2014年、ロシア系住民の保護などを理由にクリミアを武力で併合した。今度は、NATOの東方拡大阻止を理由にウクライナ東部のロシア系住民の保護やウクライナの非軍事化を訴えて2022年2月に全面侵攻を開始した。ウクライナ東部は石炭やレアメタルが豊富。戦況はここしばらく膠着状態だが、8月12日にロシア軍が過去1年余りで最大規模の進軍を見せたと報じられた(AFP通信)。トランプ氏はプーチン氏との会談後、SNSに「停戦合意ではなく和平合意に進むのが最良」と投稿した。防衛研究所・兵頭慎治研究幹事は「和平合意するまでロシアがウクライナへの攻撃を続けることを認めるものだ」と指摘した。ノンフィクション作家・森さんは「はっきり言えばプーチン氏の圧勝」、松原さんは「最悪の事態は避けられた。(トランプ氏は)なぜプーチン氏の前だとあれだけ弱々しくなってしまうのか」などとコメントした。
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