2018年公開の1作目「スマホを落としただけなのに」ではスマホを落としたことで連続殺人鬼から命を狙われる主人公を描いた。富田誠がスマホを落としたことで恋人・稲葉麻美の日常が一変。全てを仕掛けていた犯人は殺人鬼・浦野善治だった。駆けつけた新人刑事・加賀谷学が「あんたなんか産まなきゃよかった」と発言すると、浦野善治は激しく動揺。その後、浦野善治は逮捕され、事件は解決したはずだった。2020年公開の2作目「スマホを落としただけなのに 囚われの殺人鬼」ではスマホを使った新たな事件が発生。加賀谷学と獄中の浦野善治が事件を解決するために禁断のバディを組むことになる。さらに加賀谷学も浦野善治と同じく母親から愛されずに育っていた過去が明らかになった。次第に犯人へと近づいていく中、加賀谷学の恋人・松田美乃里が標的になる。そこを救ったのは警視庁公安部・兵頭彰。一方、浦野善治は留置所内からサイバー攻撃を仕掛け、混乱に乗じて姿を消した。そして物語は最終章へ。韓国に潜伏していた浦野善治は反政府組織「ムグンファ」に誘われる。最終章の1つ目の見どころは「浦野vs日本政府」。浦野善治はムグンファの作戦本部長の指示で日本政府に大規模なサイバーテロを仕掛ける。2つ目の見どころは「浦野vs反政府組織 ムグンファ」。協力しているかと思われたが、監視役・スミンを利用して作戦本部長の秘密を探ろうとする。3つ目の見どころは「浦野vs加賀谷」。加賀谷学はすぐにテロは浦野善治の仕業だと気づいた。兵頭彰とバディを組み、浦野善治を追う加賀谷学。そして再び、スマホをきっかけに新たな事件が動き出す。