大学入学共通テストまであと10日。ありがたい研究結果を発表したのは、北海道教育大学で子どもの体育やスポーツ科学を専門にする森田憲輝教授。内容は以下。大学生44人を対象に単語15個を学ぶ日を1日設ける。学習する前に一方のグループは20分間心拍数130ほどのやや強めの運動を、もう一方のグループは椅子に座って安静にしたあとに単語を覚えた。学習した日から4週間後、6週間後、8週間後に15個の単語を思い出して紙に書き出すテストを受けてもらったところ驚きの結果が。身体を動かした後に勉強をすれば、その記憶は8週間後も残っていたという。受験生には心強い研究結果。森田教授ら3大学の研究チームは先月論文を発表し海外のスポーツ医学誌に掲載。大学生だけではなく、全ての世代に効果が期待できるという。