今年のふるさと納税は物価高を背景に日々の生活や節約を意識した返礼品に人気が集まっているという。ふるさとチョイス・遠藤香澄さんによると、伸びが顕著なのがトイレットペーパーで寄付額がおよそ2.3倍だという。ふるさとチョイスではふるさとカテゴリーランキングで1位が米、2位が牛肉、3位にそのほか雑貨と日用品が入ったという。街の人からは、肉とか海産よりも日用品の方が今はいい、日用品はストックできるからいつでも使えるなどの声が聞かれた。一方、花王の工場が市内にある川崎市は目玉の特産品が少なく納税額が少なかったが、物価高などの影響で洗濯洗剤などの日用品が人気になり、昨年度と比べて寄付件数はおよそ2倍になったという。