3年前の知床半島沖の観光船沈没事故をうけた海難救助体制の強化の一環で、海上保安庁は体制が手薄な東北エリアをカバーするため、千歳航空基地にはじめてヘリコプターを配備することになった。2022年4月に知床半島沖で観光船が沈没し、乗客乗員20人が死亡・6人が行方不明になった事故では、救助のヘリコプターが現場に到着するまでおよそ3時間かかったことや、海難事故で救助に当たる機動救難士が1時間以内に到着できる場所に配置されていなかったことなどが指摘された。
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