東京電力福島第一原発にたまる処理水を薄めて海に放出する計画をめぐり、政府は国内外で計画への一定の理解が進んでいるとして、気象条件などに支障がなければあさって、放出を始めることを決めた。福島県と隣り合う茨城県北茨城市の漁港では、漁業関係者たちから処理水の放出に納得できないという声や風評被害を懸念する声が相次いだ。処理水を薄めて海に放出する計画をめぐり政府は国内外で計画への一定の理解が進んでいるとして、気象条件などに支障がなければあさって、放出を始めることを決めた。大津漁港では風評被害を懸念する声が相次ぐ。処理水と汚水は違うなどと街の人は言う。北茨城市民も「怖い」「基準をクリアしている」などの声があがった。