北見市のNPO法人「オホーツク鉄道歴史保存会」は去年2月、旧国鉄時代の機関車など7両を保管場所の北見市常盤町の土地ごと譲り受け修復を進めている。このうち1960~80年代に道内で活躍した「キハ27」という車両は解体が進み現在は全国で数両しか確認できないという。車両下部にある配管などにはアスベストが使われていることから、NPO法人は先月からアスベスト除去などの費用900万円をクラウドファンディングで募っている。期間は今月末までで目標額に達した場合、専門業者に除去を依頼するほか、車体の外装修復も行なうことにしている。