珠洲市の宝立小中学校では卒業式が行われ、近江町市場では平日は震災前の半分ほどの観光客が戻ってきているという。そんな中、きょうから石川県でも北陸応援割の予約受付が始まった。「山代温泉 みやびの宿 加賀百万石」では1000人以上の予約が入ったという。震災直後から被災者を受け入れたこの旅館では現在も230人が生活している。観光客受け入れの本格化に向け、旅館では社員寮をリフォームし新たな二次避難所として活用してもらう予定だという。一方で被害の大きかった七尾市の宿泊施設の多くは今回の応援割に含まれていない。