きょう、電力やガス事業者などエネルギー関連の業界トップが経産省を訪れた。赤沢径さん大臣は「高い能力を有するAIの開発が進んでいる。問題が起きたら経営トップの責任だと、自分事として強い覚悟を持ってほしい」と呼びかけた。AIを使ったサイバー攻撃を受けた場合、大規模停電などインフラ機能が停止する恐れがあるとしている。念頭にあるのはアメリカのアンソロピックが開発した新型AI「クロード・ミュトス」で、数分から数時間で人間が気づかない脆弱性を発見することができる。経産省は保有するIT危機やシステムの緊急点検と報告書の提出を求めている。東京ガスの内田高史会長は「非常に短時間で脆弱性をみつけて入ってくることが怖い。」とコメント。東京大学大学院の松尾豊教授は「世界的に見ると日本全体がレベルが低いのは間違いない。」と日本のインフラ企業はサイバー攻撃への備えが不十分だと指摘する。松尾教授は日本企業も「クロード・ミュトス」を公開してもらい、サイバーセキュリティ対策に活用してもらいたいと訴えた。また松尾教授に日本もクロード・ミュトスのようなAIを開発できるのかと聞いたところ「今は難しいがアメリカや中国を半年~1年遅れで追いかけることは可能。」と話していた。
