人の腸内には約500~1000種類の腸内細菌が40兆以上生息していると考えられ、下痢・便秘改善や美肌・がん・予防・老化防止などに繋がるとされる。長寿が多いとされる京都・京丹後市。6年前から若々しさの秘密を探る大調査をし、これまで1000人以上に検査をした。その結果、京丹後市の人たちが健康ということが続々と明らかになった。腸内細菌がすばらしいのだという。京都府立医科大学・内藤裕二氏は酪酸産生菌が多く、健康で長生きしたいところに関与している考えられると指摘。薬品メーカー・宮本千晶氏が試験管サイズで腸内細菌の働きを再現。糖を入れた2本の試験管のうち1本にバクテロイデスを入れ、人間の腸に近い環境で22時間放置、腸内細菌は糖を食して短鎖脂肪酸を作り出していることが分かった。
短鎖脂肪酸は腸の中の細胞に働きかけT細胞を生み出す腸内環境を整えるほか、運動能力の向上や肥満改善の関連性があるとされる。医薬基盤・健康・栄養研究所・國澤純氏は短鎖脂肪酸は大腸の中で作る必要がある、バナナのようなうんちが出るのは腸内環境がよいひとつの目安だなどと話す。
短鎖脂肪酸は腸の中の細胞に働きかけT細胞を生み出す腸内環境を整えるほか、運動能力の向上や肥満改善の関連性があるとされる。医薬基盤・健康・栄養研究所・國澤純氏は短鎖脂肪酸は大腸の中で作る必要がある、バナナのようなうんちが出るのは腸内環境がよいひとつの目安だなどと話す。