酪農が盛んな北海道・十勝、アイスクリームに欠かせない生乳の生産量は道内全体の3割を占める。まずやってきたのは帯広畜産大学。うしぶ。というサークルの活動拠点にお邪魔する。主な活動は牛の搾乳。365日、欠かさず搾乳をしている。2年前に、OBの大野さんたちが作ったのは抹茶味とミルク味のアイス。自分たちが搾乳した牛乳の本来の味を楽しんでもらうため何度も試作を繰り返した。十勝の酪農のはじまりは開拓団が牛を飼いはじめた明治19年、日本有数の酪農王国にした。農家の中川裕之さんが育てているのがバニラ。5年前に栽培をはじめた。商品化はまだ先だがオール十勝のバニラアイスを夢見て挑戦を続けている。最後にやってきたのは帯広にある老舗の牧場。こちらでは地元食材を使ったジェラートが人気。オススメのピーナッツ味をいただいた。事前に予約をすればアイス作り体験もできる。牧場の初代・廣瀬博明さん、99歳。アイス作り体験は博明さんが子どもたちに作っていたアイスが始まり。