東京都知事選挙が告示され東京のトップを選ぶ選挙戦がスタートした。公務の合間に意気込みを語った現職の知事、小池百合子。参院議員を自動失職した蓮舫はすでに声がかすれるほど街頭演説に力を入れていた。JR中野駅前で第一声を発したのは蓮舫。「私が東京を変える」などと主張した。一方、3期を目指す小池は待機児童を減らしたことなどこれまでの成果をアピールし、これからについては「世界で1番の都市東京の確立」「キーワードは『首都防衛』」などと話した。前安芸高田市長の石丸伸二は「より良い政治、より良い東京、そしてより良い日本、そのためにまずは私たちが動いていきましょう」などと話した。元航空幕僚長の田母神俊雄は「誰が本当に公約を実現する実行力があるのかということをよく見てほしい」などと話した。今回、東京都知事選の立候補者は過去最多の56人に。しかし選挙ポスターを貼る掲示板は48人分しかないため枠を増やすための道具が用意された。ファイルにポスターを貼り掲示板の横に取り付けるという。一方で、掲示板が壊される事態に。きのう午前4時ごろ酔っ払いがいると通報を受け警察官が駆け付けると掲示板に3か所、穴が開いていたという。また、別の掲示板では選挙ポスターを剥がしたり落書きしたりしたとして男2人が逮捕されている。東京都知事選は来月7日投票、即日開票される。