東京商工会議所が東京都内の中小企業などで働く18~34歳 2198人を対象に結婚や出産などの意識をたずねた調査では回答した独身者のうち78.7%が「いずれ結婚するつもり」と答えた。また結婚のハードルとしては「いい出会いがない」が4割を超え最も多く、収入や奨学金返済などの「経済不安」が続いている。交際相手と出会うものであったらいいものとしては「友人・知人からの紹介」が53.5%、「信頼性が高くリーズナブルなマッチングアプリ」が42.5%と上位をしめた。一方子どもを持つ場合のハードルとしては「経済不安」の声が最も多く7割を超えた。東京商工会議所は「結婚や出産において経済不安が足かせになっている」と分析していて、結婚や出産したい人たちを社会全体で後押しできるよう、調査結果を踏まえて秋に東京都へ提言する予定。