告示まで3日と迫る立憲民主党の代表選をめぐり、きのう立候補を表明している野田佳彦元総理と小沢一郎衆院議員が会談。12年前、消費増税を巡って決別した因縁の間柄だったが、小沢氏が率いるグループには10人を超える議員がいて、その多くが野田氏を支持する見通し。一方、すでに立候補を表明している枝野幸男前代表には、30人を超える党内最大のグループが支援する方針を決めている。きのう改めて出馬の意欲を示したのは、3年前の衆院選で初当選した1期生の吉田晴美衆院議員。ほかにも複数の議員が立候補を模索する中、泉健太代表は、きょう午前、立候補に必要な推薦人の確保に取り組んでいると説明。泉代表は「予定通りだ」と強調しているが、党内では「推薦人の確保に苦戦しているのではないか」との見方も広がっている。