地価に関するトーク。土地の標準価格である基準地価が上昇したのは、半導体メーカーが進出する北海道千歳市と熊本県菊陽町だ。千歳市では、次世代半導体の国産化を目指すラピダスの工場が建設中だ。市には、関連する工場などを市内に置きたいという問い合わせが100件以上寄せられている。来年稼働予定の台湾の半導体メーカー「TSMC」の工場が建設されている。熊本市から菊陽町に、店舗を移転したラーメン店もある。観光地の需要回復が原因で、東京・千代田区や大阪・中央区などは、地価が上昇している。インバウンドの回復で、下落していた地価がコロナ前に戻り、コロナが5塁に引き下げられたことで、国内旅行の需要も増加している。長野県白馬村では、外国人向けのホテル建設などへの需要が高まっている。おととしから、村全体で取り組みを行っていて、春~秋にイベントを開催している。去年は、観光客が過去最多になったという。厚切りジェイソンは、大都市を避ける観光客も出てきていて、自分が初めて見つけて発信したいという気持ちもあるなどと話した。東京圏の住宅地で、上昇率が高かったのは、千葉県我孫子市だ。東京より価格が安く、通勤の利便性がいいことなどが理由だという。保育園の待機児童が38年間ゼロであることもアピールしている。