先週、密着が許されたのは千葉市の下水道管の補修現場。取材班は普段目にすることのできないマンホールの中へ。直径およそ1.7メートルの下水道管。雨水を川へ排出するためのもので、設置から50年以上がたつ。下水道管の中には老朽化や地震などの影響で出来たと見られるひび割れがあった。補修のため運ばれてきたのはプラスチック製の資材。下水道管と補強材で一体化させることで50年ほど寿命が延びる。この10メートルの補修で総工費約1000万円。千葉市では補修費用などを賄うため去年4月、下水道料金を平均で5.4%値上げしたがさらに値上げが必要な状況。