進歩を続けるAIは人々を驚かせ続けている。ノーベル物理学賞、化学賞の2部門でAIに関する研究が異例の連続受賞を果たした。このうち化学賞では、AIを利用したんぱく質の立体構造を予測する技術などを開発した3人が受賞。がんの治療薬の発見などに役立てられている。日本でもAIの実用化に向けた開発が進んでいる。JVCケンウッドが試作中の「AIアシストイヤホン」は、カメラが内蔵されたイヤホン。カメラを使って様々なものをAIが読み取る。例えば、スーパーのチラシをカメラに見せると、AIが目の前にある食材を1つ1つ読み取って献立を考えレシピを教えてくれる。この技術は千葉市幕張メッセであさってから始まるITの見本市「CEATEC」に展示される。可能性がますます広がるAI。自分でも気付かない感情を教えてくれる技術も登場。「心の迷宮:脳波が導くあなたの真実」。モニターに映し出された映像と文章を見て心に抱いた感情を頭につけた脳波デバイスが検知。そのデータをもとに音楽と映像を自動で生成する。この技術は東京芸術大学音楽環境創造科・後藤英准教授が開発している。感情表現の得意でない人の心の中を読み取ることなどに役立てたいという。1年から2年先の実用化を目指している。
住所: 千葉県千葉市美浜区中瀬2-1
URL: http://www.m-messe.co.jp/
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